２１日(金)第２学期終業式が行われました。子どもたちは静かに体育館に入り、開式を待つことができました。校長先生のお話もしっかりと聞くことができました。

〔校長先生のお話〕

　「今年の夏休みは暑かったよね」と言葉を交わしながらスタートした２学期。今は「寒い、寒い」冬を迎えています。日本には、春、夏、秋、冬の四季があり、まさにその移り変わりを体で実感した３か月半だったように思います。

　その間、皆さんはいろいろなことを学習、体験しました。５年生は野外活動、６年生は修学旅行という行事を通して、学校を離れたところで１泊２日の楽しい時間を過ごすと共に、新たな発見をしたり、仲間の大切さを知ったり、多くの人に感謝したりすることができました。他の学年も校外学習で自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じる貴重な体験をしました。

　部活動では、今年度で最後となるサッカー・バスケット競技会において、練習の成果を発揮しようと必死になって頑張る姿を見ることができました。なぎなた部の人たちは、市民体育祭やなぎなた大会において、鍛えた技を披露することができました。

　１１月の学習発表会では、心を一つにしたハーモニーを響かせた全校合唱『COSMOS』、各学年の頑張って練習を重ねてきた劇、どれもすばらしい出来映えで、観ている人を感動させました。

　１２月の持久走大会。一人一人が自分の目標に向かって、歯を食いしばって走る表情は、みんな輝いていました。苦しくても頑張る、自分に打ち克つことの大切さを知ることができたように思います。いろいろなところで本当によく努力しました。

　さて、２学期の始業式のとき、私は「いろいろなものがいっぱいつまった２学期にしたいと思っています」という話を皆さんにしました。覚えているでしょうか。「挨拶いっぱい」「元気いっぱい」「やる気いっぱい」「笑顔いっぱい」「優しさいっぱい」「夢がいっぱい」。さあ、皆さんにとって何がいっぱいの２学期でしたか。一度考えてみてほしいと思います。

　さあ、多くの人が楽しみにしている冬休みがやってきます。冬休みは新しい年を迎えるとても意味ある休みです。今年を振り返り、来年どんな年にしたいか、ぜひ一人一人が思いをふくらませてください。それが３学期の目標にもつながるはずです。

　この冬休み、寒さに負けず、病気やけがに気を付け、ここにいる全員が元気に３学期の始業式を迎えられることを願って、お話を終わります。