12月17日(水)に今年度2回目の学校保健委員会を開催しました。
講師に、本校でスクールカウンセラーとしてお世話になっている河野先生をお招きし、「ペアレント・トレーニングを使った子どもとの関係づくり」をテーマに実施しました。
会では教職員と、PTAの学年委員の皆さんや参加を希望された保護者の方がともに、講話を聞いたり、グループでトレーニングをしたりしながらよりよい子どもとの関係づくりのための対応について理解を深めました。
講話とペアレント・トレーニングを通して、子どもを叱るときには、子どもの性格ではなく行動に注目することや、子どもの行動を「好ましい行動」「好ましくない行動」「許しがたい行動」の3つに分け、それぞれの行動に対してどのように対応するとよいのかについて学びました。また、「ほめる」と「叱る」はその子にとってどちらも注目されているという点で同じであること、「ほめる・叱る」と「無視をする」は真逆の関係であり、好ましい行動をし始めたらすぐにその行動をほめること、ほめることをしないで望ましくない行動に対して無視をすると、うまくいかないことも教えていただきました。
今回の学校保健委員会では、子どもとの関係づくりについて、学校と家庭が共通理解をしながらよりよい関係を築くためのヒントをいただく貴重な機会となりました。
会に出席くださった保護者の皆さん、ありがとうございました。




